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シンプルライフの
ススメ

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漫画家のわたなべぽんさんの「やめてみた。」シリーズってご存知ですか?YouTubeで「〇〇やってみた」という企画がよくありますが、この漫画はその逆。今まで自分がこうあらねば!と、考えてやってきたことを思いきてやめてみたら…という著者の実体験をもとに書かれたコミックエッセイで「さらに、やめてみた。」「もっとやめてみた。」と合わせて、累計25万部突破のヒット作品です。

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内容はある日突然、毎日使っていた炊飯器が壊れてしまい、「せっかくといだお米がもったいない」とテレビで見たことのある土鍋ご飯に挑戦してみたら、その美味しさに驚き、今まで「当たり前」と思って使っていた家電を買い換えるのをやめて、楽しく土鍋でご飯を食べる生活に切り替えたことから、様々な気付きへと発展していくといったものです。

物だけに限らず、私たちが普段生活必需品と思ってる物や、当然と思ってしている人との付き合いなどでも「本当に自分にとって必要かな?」と立ち止まって考えてみるのは大切なことです。作品の中では主人公のぽんさんが、”サークルでの人間関係"から"好きな友達なんだけど遅刻癖にイライラしてストレスを感じる"とか、"夫婦なら察してくれて当たり前と思っていたことをやってくれなくて喧嘩になった"とか、日常生活における様々な"しがらみ"や"葛藤"にモヤモヤしながらも一つひとつ気づいて改善していく過程が丁寧に描かれています。物語は単話完結式で、体験談をもとにしているから、なかなか身近でリアル。「私もこんな経験ある」と共感しやすいし、自分の問題を解決していくヒントがもらえたり、何より著者の成長が(夫君の成長も)爽快感を持って描かれているので読後の明るさ・希望を持てる結末も人気の秘訣ではないでしょうか?

日常生活において確かに「あれば便利なもの」も多いけれど、そのために購入したもののメンテナンスが必要になったり、余計な荷物を増やしてストレスを溜めている場合もありますよね。片付けをアドバイスされている方の話では、整理整頓の際に出てくる「収納家具」が捨てるもので一番多いということもよくあるそうです。きれいに片付けなくちゃ!という心理から収納用品を購入して、その結果ますますものを増やして片付けが進まないなんて本末転倒みたいですが、根本的な原因は別のところにありそうです。

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2010年に流行語大賞にノミネートされて一時期流行った「断捨離」も元々はヨガの精神からきた思想です。「持ち物を捨てる」というイメージが強いですが、実は単に捨てるという行為のことではなく、漠然とした不安からつい入手してしまう「今はいらないけど、今後必要になるかもしれないもの」や「お得だからついもらってしまうもの」などを断り、今の持ち物から「使っていないもの」を捨て、「物に執着してしまう心」から離れることを意味しています。余計なものを増やさない・ものをきちんと活用して、シンプルに快適に暮らすことが断捨離なのです。

今の生活に満足はしてないけど、実際は日々の忙しさに流されて何もできないと感じている方は、まずはその忙しい要因の中から「やめてみた。」ができそうなものを1つ見つけてみませんか?案外なくても何てことなかったり、なくなったことで今まで気づかずにスルーしてしまっていた新たな楽しみが発見できるかもしれませんよ。ナノゾーンコートは光触媒作用で、一度の施工で抗菌防汚効果が半永久的に続く環境対策の優れもの。「お掃除やめてみた。」でシンプルライフをお手伝いいたします。