光触媒抗菌コーティングの「ナノゾーンコート」が新型コロナウイルスを不活化させる効果があるというエビデンス(証拠)を取得いたしました!
1987年(昭和62年)に厚生省所管の研究機関の研究者により、予防医学の基礎研究と応用研究との連携、国際協力に寄与する団体として設立された特定非営利活動法人 バイオメディカルサイエンス研究会(バムサ:BMSA)。このバムサの研究によってこの度、ナノゾーンコートの光触媒作用で、新型コロナウイルスを100%不活化(死滅)させることができると証明されました。
環境中の新型コロナウイルスの不活化効果実験は、環境中の新型コロナウイルスの可視光応答光触媒による不活化効果実験として栄研化学社のふきふきチェックを用意し、マニュアルに従って拭き取りサンプルをPBS中でヴォルテックスで抽出し、PCRサンプルしたものを国立感染症研究所のマニュアル通りに電気泳動写真を撮りました。これをナノゾーンソリューション(ナノゾーンコート原液)でコーティングしたガラスプレートに塗布し、LEDの光源下で30分経過後、再度撮影して調べたところ「新型コロナウイルスのRNAは分解されてなくなっていた」ことが証明されたのです。
コロナウイルスに対するエビデンスを示している素材はいくつかありますが、そのほとんどがSARS-CoV-2ではなく、新型コロナウイルスと9割程度の遺伝子情報が同じヒト・コロナウイルスを使った実験によるものです。似ているウイルスに効果があったから、多分COVID-19にも効くのではないか?という憶測で抗ウイルス効果を謳っています。
今回のナノゾーンコートの効果実験のすごいところは、本物のSARS-CoV-2を使用した実験であること。というのも現状では新型コロナウイルスの実物サンプルを使った実験が困難だからです。スペインの医学誌“Journal of Hospital Infection”によると、新型コロナウイルスの生存期間は、常温の陶器や金属・ガラスの上では5日間まで、木材・紙などの上に付着したものは4日間程度、ゴムや塩化ビニールには5日間まで、衣服などの繊維の上では2日間までは生きていると記載されています。生きている新型コロナウイルスを使った実験は難しく、現在は先述の遺伝子情報がよく似たヒト・コロナウイルス「SARS-CoV(サーズ)」「MERS-CoV(マーズ)」が主にエビデンス実験に使われています。似ているヒト・コロナウイルスと言っても、この2つにも違いがあって、SARS-CoVはプラスチック上では6〜9日間の寿命があり、MERS-CoVでは2日間以上と言われています。ちなみに新型コロナウイルスSARS-CoV-2のプラスチック上の生存確認は3日間(※アメリカ国立衛生研究所調べ)、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)の調べでは最長6日間、しかし紫外線の当たらない暗室では28日間生きていたという話もあります。まだまだはっきりしたことがわかっていない新型コロナウイルスですが、しぶとくて感染力の高いウイルスのようですね。この未知なるウイルスの類似品ではなく、本体で実験を行った今回のエビデンスは信頼できる結果であると言えそうです。
では、各所が消毒作業に最善を尽くしている現在、サンプルの入手が難しいSARS-CoV-2はどこで入手されたのでしょう?実はこの新型コロナウイルスは某ホテルの自動お掃除ロボットの中から検出されました。患者が滞在していたホテルということですが、これはもうこのように身近な場所にSARS-CoV-2は存在している、ということです。今私たちにできる最善の感染防止策は、ワクチンの開発または、多くの人が感染して集団免疫をつける状態になるまでは、感染回避のために人が密集する場所に行かない、マスクやパーテーションで飛沫感染に用心するなどの自衛策を講じることです。そして何よりも帰る場所をナノゾーンコートの施工で安心できる空間に変えることではないでしょうか?一度施工してしまえば手間もかからず、LEDの微弱な室内灯でも光触媒作用を発揮し、繰り返し抗菌、ウイルスを分解し続けるナノゾーンコートはアフターコロナの新しい生活様式に取り入れるべきスタンダードな賢い保守手段です。もちろん、経済の回復も大切ですから、店舗の経営者様や企業の責任者様は仕事場やお店をナノゾーンコートで、抗菌&抗ウイルスコーティングを施すことで、自らと周囲の人を感染症の脅威から守りましょう。