今年の春から冬にかけては、新型コロナウイルスの世界的な流行のおかげで、いつもより在宅の時間が増えたのではないでしょうか?国土交通省が2020年5月11日〜13日にかけて20歳以上の雇用者1100人を対象に行った調査では、テレワークの利用が増えて、WEB会議や遠隔授業が急速に進んでいること、そして通勤利便性などを鑑みてコロナ禍が収束した後もこのままテレワークを続けたいと考えている方が6割を超えているとの統計が出ています。
テレワークの課題としてあげられるのが、通信環境の整備やデータの共有化ですが、仕事のためのスペースの確保も重要と感じている方が多いようです。テレワークを続けていく場合、今後住み替えるなら「今より部屋数の多い家がいい」「リビングを広くしたい」「戸建てに住みたい」、ほか「周辺に海・山・大きな緑など自然が身近なところに住み替えたい」などの希望が挙げられ、かつて重要視されていた通勤の利便性から快適な住環境を求めるライフスタイルへの変化が生じています。
仕事をしようにも部屋の中が雑然としていると、気が散って集中できないですよね。そうは言っても片付けってどこから手をつけていいのかわからないし…。
そんな時は、まず「どうして私の部屋は片付いてないのか」を分析してから、自分が理想とする部屋に近づける工夫をしてみましょう。部屋が片付かないと感じるよくある理由は「ものが多すぎて収納しきれない」「収納場所があるのに使いづらくて整理できない」「ものが捨てられない」など。自分はどのタイプだと思いますか?
ものが多すぎて収納できない場合は、まず場所を区切って空間ごとに捨てるものを洗い出していきましょう。「今日はクローゼットだけ」「次はシンクの下」など、入りきらないものが雑然と積まれているところのものを一旦、全部外に出します。「2年間以上使ってないものは捨てる」などのルールを決めているものと捨てるものを仕分けていきます。「使うかも」と思うものは保留でも構いません。減らしたものを使い勝手を考えながら、戻していけば量的にかなりスッキリします。整理前と整理後の写メを撮っておくと以後の整理にも役立ちます。
収納場所に出したものが戻せなくて、散らかしっぱなしになっている人は、もしかしたら収納の場所自体が生活導線とあってないのかもしれません。心当たりのある方は、自分の1日の行動を思い出してみてください。例えば、朝起きて使う物と朝の自分の行動を重ねてみると無駄な動作も減らせます。外から帰ってふっと荷物を置く場所や、つい面倒でためてしまう郵便物・資料など普段の生活導線を考えて「こっちに置いたほうが片付けやすい」「ここなら管理しやすい」と日頃の行動から考えてみましょう。ポイントは使うところに近い場所に"物の住所"を決めてあげることです。
「物が捨てられなくて困ってる」という方も沢山います。ものを大切にしているという良い見方もできますが、心理的要素が関係していることも考えられます。「まだ使えるのにもったいない」「そのうち使うかも」と言いつつ実際は使わずに仕舞い込んでるものはないでしょうか?そのうち忘れてしまって、古びて使えなかったり壊れて動かなくなってしまっては大切に仕舞っていたとは言い難いですよね。本当に好きなものならフライングでもいいので、今の生活に取り入れて積極的に使っていきましょう。テレワークで疲れた時、好きなものが目に入っただけで安心して心が癒されるのではないでしょうか。
世の中は常に変化していて、自分の価値観も年齢や働き方によって変わっていくものです。今の自分に本当に必要なものを見極めて、新しい生活様式に則した快適な環境のワークスタイルを手に入れてください。もちろん、お部屋のリフォームの際にナノゾーンコートで抗菌コーティングしておくと防臭・防汚効果が期待できるので、キレイが長続きしますよ!