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ゼロから始める
音楽生活

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新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2020年3月13日に成立した新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づき、2020年4月7日に東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県、ついで4月16日には全国に緊急事態宣言が出されました。これにより生活の維持に必要な場合を除いて、外出の自粛が要請されて以来、かつてないほど自宅で過ごす時間が増えたのではないでしょうか?

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リモートワークのためのワークスペース作りのリフォームや、住居を快適にするためのDIY熱も高まりを見せ、家で過ごす時間を見直す方が急増しています。そんな中でも注目されているのが「遮音・防音」の部屋。仕事のために静かな環境で集中したいといった需要の他に、楽器を楽しむための防音室のニーズが増える傾向にあるそうです。大手楽器店によると、ウクレレやアコースティックギターは何と前年比の2倍以上、電子ピアノ、エレキベース、キーボード、エレキギターなども売れ行きは概ね前年比1.2倍以上と好調です。電子ピアノやポータブルキーボードなどは、昔と違ってヘッドホンで消音も可能なため、在宅時間が拡大したことを機に、ご近所にも気兼ねなく演奏したいと考える幅広い年齢層に人気なようです。子どもの頃に習っていたピアノをもう一度始めたい、コロナで鬱になりがちな気分を発散したいなど、きっかけは様々ですが音楽はそもそも脳に刺激を与えて「ストレスホルモン」にブレーキをかける働きがあるのです。

音楽には子どもの心身の発達に寄与したり、人との交流を深めて社会的問題行動を抑制したりする効果もあります。最近では介護の現場にも言語リハビリや健康維持のために取り入れられ、音楽療法としての地位を確立しています。音楽を聴くことで癒され、安心したりしますし、楽器を演奏することで体を動かしたり、曲を考えたり歌詞に感動したりすることで、感情が活性化し、人体に良い影響を与えてくれるのです。

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では、どんな音楽が自分にとって良い音楽なのでしょうか?音楽療法においては基本的にご自分がお好きな歌なら、演歌でもPOPSでも何でも構いません。逆に自分にとってストレスが発散されてベストな選曲であっても、他の人にとって同じ効果が現れるものでもないので、あくまで自分が楽しむスタンスで心地よい音楽を探しましょう。また、その時の気持ちのあり方によって、良い音楽というのも変わってきます。例えば、気分が落ち込んで悲しみに沈んでいるから「気持ちを盛り上げる楽しい曲」を聴く方が良いと思われるかもしれませんが、人は心の状態とかけ離れた曲を聴いているとそのギャップにストレスを感じてイライラしたりすることがあるのです。つまり悲しい時には悲しい曲を。楽しい曲は楽しい時に選ぶと良いということですね。これを音楽療法では"同質の原理"といって、悲しい時に自分の気持ちに近い心情を歌った悲しい曲を聴くと、共感することで気持ちが安らぎ、落ち着くことができるというものです。ストレスの多い現代社会に安心感を得るツールとして、生活に音楽を取り入れば、気分も軽くなり、コロナ鬱も軽減されそうですね。

 新型コロナウイルスの第一波からクラスター発生場所として、飲食店やライブハウス・カラオケ店などが報道されて、人が密集していて空気の入れ替えが十分でない場所に行くのに抵抗を感じる…。フェスやコンサートが中止になって、音楽に触れる機会が減った…。そんな状態にガッカリされてる方は、この機会に楽器の演奏にトライしてみてはいかがでしょうか?実は楽器販売で一番売れ行きを伸ばしているのがウクレレ(2020年8月/山野楽器調べ)。5月以降にオンラインでの受注が急増し、販売数は昨年の2倍を超えて生産が間に合わない状況だそうです。ウクレレはギターに比べて小さくて場所も取らず、価格の手頃さに加えて動画投稿サイトなどで簡単な曲の弾き方などもアップされているので、ご自宅で楽しむにはうってつけです。サイズも色々あるので、自分の体格にあった安定感のあるものを選びましょう。

ご家庭で音楽を楽しむ防音室もナノゾーンコートで抗菌&抗ウイルスコーティングしておくと安心ですね。一度コーティングしておくと、換気が頻繁に行えない室内でも、蛍光灯やLEDの光だけで、繰り返し除菌効果が持続します。しかも、無職無臭で水分を飛ばしてしっかり噴霧できるナノゾーンコートなら、楽器にも直接コーティングができるから、安全なあなたの音楽環境を丸ごとホールドできます。